自分が働いた先には何があるんだろうか。
なんのために働いてるんだろうか。
仕事で悲しいことがあるとつい考えちゃうなあ。— 梅田将成@山口県阿武町🍉ブログ開始! (@crfmuc0nd) 2018年6月29日
仕事上でショックなことがあると、ついつい考えてしまいますね。
考える俺
僕も昨日は、とても悲しいことがありました。
スイカをカラスに食われた!クレイジー・ファーマー、いよいよホントに気が狂いそう。この記事を読んでいるみなさんは、なんのために働いていますか?
みなさんが働いた先には、どんなものがありますか?
せっかくなんで、僕はなんのためにスイカを作り、僕がスイカを作った先に何があるのかを改めて考えてみようと思います。
お金のため?
僕が農業の中でもスイカをチョイスした理由として、「稼げるから」って以前このブログで書きました。ゲスいですね〜w
田舎で農業を始めたい人へ。梅田がすいかを作るわけをお教えします。でも、ひたすら稼ぎたいだけなら、そもそも農業じゃなくていいですよね。
もっと楽に稼ぐ方法はいくらでもあります。
たぶん僕は、「お金のために働く」ということがどうもしっくりこないようです。
以前の記事にも書きましたが、僕がスイカを選んだのは単に稼げるからではなく、「価値を提示できるから」なんです。
市場で価格が決められるのをただ待つのではなく、お客さんと直接やり取りをする。
そうすることで、自分たちで商品の価値を育てていけることに魅力を感じています。
僕は、「商品の価値を育てることで稼げるようになるプロセス」が好きなんですね。
福賀のスイカ、まだまだ伸びしろありますから、価値を育ててもっと稼ぎたいですね!
結局なんだかゲスい話になったかな?www
誰かのために働く。
綺麗事が言いたいんじゃないですよ?
商品の「価値」を自分たちが提示するとはいえ、最終的に買う人が認めてくれないと本当の価値は生まれません。
そのために「営業」があるわけですが。
価値を決めるのはいつだって人間です。
人が求めることで価値が生まれる。
ニーズってやつですね。
言い換えれば、誰かの欲求に応えたり、誰かの課題を解決できれば、働いている意味があるってことです。
夏になると、やっぱりスイカが食べたくなる。
スイカがあると、夏が来た!って感じがする。
そんな人たちがいてくれるから、僕らがスイカを作る意味があるわけですね。
さらにいえば、
どうせなら最高に美味しいスイカが食べたい!
という人たちのために僕らがいて、リスク取りながら本当に美味しいスイカを作ってるわけです。
人の顔が見える距離感。
僕らは販売促進の一環で、契約している小売店にお邪魔して試食会や特別販売もやっています。
お店に来るお客さんの目の前でスイカをカットし、食べてもらう。
お客さんのリアクションと直に向き合う瞬間は本当にシビれます。
こういう「顔が見える距離での仕事」を僕は大事にしています。
お客さんが目の前で喜んでくれると、価値のある仕事をしたという実感がわきますね。
同時に、「この人の期待を裏切れない!」という思いも芽生えます。
ただ商品を作るだけで終わらない。
お客さんの目の前まで出て行って、目の当たりにしたお客さんの笑顔の数だけ、僕らは生産者として成長することができてるんですね!
まだ見ぬ誰かのために。
もちろん、だいじなのは直接会ったお客さんだけじゃありません。
僕らが作る福賀のスイカを食べてくれるお客さんの99%は、世界のどこかの、会ったことのない誰かです。
そこがまた良いんですよね。
自分の作ったスイカを、世界のどこかで誰かが食べる。
こう思うとワクワクして来ますね!
僕らの作るスイカで誰かが笑顔になってるなら、それだけ価値のある仕事ができてるってことですから。
だから、「まだ見ぬ誰か」も大切にしたいんです。
そう、この記事読んでるそこのあなた!
僕は、あなたの笑顔のためにスイカ作ってるんですよ!
まとめ。
誰かを喜ばせ続けることで商品の価値は育ち続ける。
だから稼げる。
仕事の向こう側には、誰かが喜ぶ顔が見える。
このプロセスを大切にしたいですね。
最後まで読んでくださったあなたに、最初の質問をもう一度します。
なんのために働いていますか?
あなたが働いた先には、どんなものがありますか?