「生きたい時間を、生きたい場所で。」僕がこれから田舎でやりたいことを考えました。

ども!

人生を耕すクレイジー・ファーマーうめちゃん(@crfmuc0nd)です!

 

地元である山口県の小さな町にUターンして2年半ほど経ちました。

行政のまちづくりの現場をみたり、スイカ農家として新規就農したり、ブログ始めたり…

この2年半の間に色々やってきました。

「この町のために何ができるだろう?」

「町の役に立ちたい!」

なんてことを考えてたこともありました。

今回は、そんな2年半を振り返りつつ、

「これから、僕が暮らす田舎でやりたいこと」を整理してみます。

「町のために!」って頑張るのはやめた。

Uターンした当初は、

「この町の役に立てるように…」ってことを強く考えてました。

たぶん、大学を辞めて帰ってきたという「負い目」もありましたね。

挫折した分を取り返そうという思いが、町の役に立ちたいという思いに変換されていました。

 

行政が主導するまちづくりの活動にもずいぶん積極的に参加しました。

そこがきっかけでつながれた人もいますし、学んだこともあります。

でも、今では少し足が遠のいてます。

理由は、

町の役に立ちたい!という思いが”義務感”になっていると気づいたから。

義務感は長続きしない。

「〜〜しなきゃ!」って気持ちでことに当たってもいいことありません。

自分が本当にやりたいことなのかどうかもわからずに、自分の時間を取られたりお金を使わないといけなかったり。

もちろんまちづくりの現場っていうのは「基本的に良いこと」をしようとしているので、理念や活動自体は理解できるもの。

でも、どんなに正しいことでもそれを自分が「楽しめるかどうか」は全くの別問題。

うめちゃん

それって突き詰めれば個人の「趣味趣向」ですからね。

楽しめてないことに義務感で時間を割いている状態ってけっこう苦痛です。

苦痛と義務感の板挟みで持続できなくなる地域活動って、けっこう実例ありますよね。

自分のワクワク感が届く範囲で動くことにした。

僕の住む山口県阿武町は人口3000人ほどの小さな町。

そんな小さな町ですら、僕には広すぎたようです。

僕のワクワク感は、町のすみずみまでは届きません。

誤解を恐れずに言えば、同じ町のことでも”興味がない”ことは山ほどあるってこと。

(もちろん現時点のことであって、未来のことはまだわかりませんが。)

 

だから今は、僕自身のワクワク感が届く範囲で動くことにしました。

僕が暮らしているのは阿武町の中でも山あいの福賀(ふくが)というエリア。

標高約400mの山間部で、「ザ・農村」って感じの場所。

僕が農家としてスイカをつくっているフィールドがここです。

幻のスイカ【2019年版】【注文締め切りました!】全国シェア1%以下!幻の「福賀すいか」の出荷が始まります!令和最初の夏に、特別なスイカを食べませんか?

僕自身のワクワク感にしたがって、このエリアで面白がれることを始めることにします。

で、何をするのか。

誰かの生き方に寄り添える場所と時間をつくってみたい。

ここからは、僕がこれから田舎でやってみたいこと。

ちょっと時間がかかる、でもきっと実現できると思っていることです。

移住って、かなりハードル高い。

地方の移住・定住促進の力の入れ具合はどこもなかなかのもの。

助成事業や都市部でのイベント開催も、年々盛り上がってます。

 

その多くはもちろん、、自分の市町への移住・定住を勧めてPRするもの。

いちど来てもらって、気に入ってもらって、住んでもらいたい。

その気持ちは理解できますし、互いの合意の上でそうなればこれほど良いことはありません。

でも、地方に興味がある人が全て「移住したい!」ってなる訳でもないですよね。

移住することに前向きな人でさえ、いざ決断する時には勇気が必要なもの。

暮らす場所を変えるっていうことは、生き方に関わる重要な問題です。

移住者を増やせば、地域のためにはなるのかもしれません。

でも、「地域のため」が満たせればOKって訳じゃないですよね。

「生きたい時間を、生きたい場所で生きる」ための”選択肢”を作る。

地域のために頑張ることは悪いことじゃないですけど、たぶんそれだけではダメ。

地方に興味がある人たちひとりひとりの「生き方」に寄り添う視点がほしいと思いました。

そのためには、地域に関わる”深さ”を段階的に設定して、気軽に地域と接点を持てるようにしたいですね。

現時点ではかなりざっくりとしてますが、なんとなく5段階くらいで関わり方の深さを設定してます。

例えば僕たちが地域で実践している援農の仕組みも、地域との関わり方のひとつ。

援農【農作業アシスタント募集】農業の現場で「生き方に出会いなおす」きっかけを。「援農」のもつ可能性を考える。

一口に援農、と言っても期間は様々。

10日間程度のものならライトな滞在型のプログラムとして用意できます。

一方で、僕らが受け入れを行なっているスイカの援農は3ヶ月間、スイカの栽培〜収穫までがっつりやります。

3ヶ月ともなると地域との関わりは深くなりますが、そのぶん参加のハードルはけっこう高いですね。

 

僕としては、スイカ援農を今後も仕組みとして定着させつつ、もっとライトな滞在プログラムも増やしていきたいと思ってます。

田舎でしか、福賀でしかできないような経験をプログラムとして用意して、関わり方を選んでもらう。

僕らができるのはあくまで「きっかけづくり」です。

そこから地域を気に入ってリピーターになったり、住みたいと思ったりするのは個人の自由。

どんな形であれ、その人の「生き方の一部」に取り入れてもらえるような地域が作れたら面白いですね。

「生きたい時間を、生きたい場所で生きる」社会。

実際にスイカで援農の受け入れをしてみて思うことがあります。

それは、「もっと人は自由に動いて良いんじゃないか?」ということ。

ひとつの場所に骨を埋める生き方だけが全てではありません。

実際に、季節ごとにいろんな場所で過ごす生き方が性に合っている人も少なからずいるはずです。

実際に、夏は北海道で農業バイトをして、冬は沖縄で過ごすっていう人もいるくらいです。

まるで渡り鳥ですね。

そんな渡り鳥をおおらかに受け入れられる地域がもっと増えていけば…

「生きたい時間を、生きたい場所で生きる」社会が作れるんじゃないかなあと、ぼんやり考えています。

そのためにやはり、むやみに一生モノの移住・定住を押し付けるのはやめにしましょう。

夏だけいる人、冬だけいる人があって良いじゃないですか。

自分の生き方を、自分で何度でも選べるための選択肢になれる地域が増えてほしいものです。

一緒に面白がれる仲間とともに。

ここまで言ってきたことの全て、ひとりじゃとても実現できません。

でも、僕の周りにはワクワク感を共有し、行動できる仲間がいます。

しかも、年齢は20代〜50代とてんでバラバラ。

個性豊か、というより「曲者揃い」という表現が正しいですねw

だから面白いんですけど。

 

今回はだらっと書いてしまいました。

これからもう少し先にはなりそうですが、地域での新しい取り組みについてもこのブログで紹介できる日が来ると思います。

その時には改めて、僕たちが暮らす山口県阿武町の福賀エリアについて発信させていただきます!