田舎で消耗しないマインドを持とう!

田舎ってどういうイメージでしょう?

自然がいっぱい

のどか

っていうのはありますよね。

良いじゃないですか、田舎は自然いっぱいですよー。

反面、「不便」っていうのも同じくらいよく聞きます。

不便の代表例としては

コンビニない

公共交通がない

仕事がない

などなど。

僕も地方都市から田舎にUターンしてきたので、田舎における「〇〇がない」を考えたいと思います。

「〇〇がない」にとらわれたら消耗する

例えばコンビニ。

都会や地方都市の暮らししか知らない人の中には、徒歩圏内にコンビニがないだけでうろたえる人もいるのではないでしょうか?

ぼくのような田舎者と都会の人が話をすると、「コンビニがない」っていうだけで1コの話題にできちゃいます(笑

ちなみにぼくは大学に入って一人暮らしになった時に初めて徒歩圏内のコンビニを体験しました。

いやー、あれは引力強いですね。つい寄っちゃいます。

おかげでずいぶん太りました。

クレイジーファーマー

今はしっかり痩せてますよ、農家ですから!

で、本題なんですが、コンビニがないことを気にしてもしょうがないと思うんです。

だってないんですよ?

そこにないものは逆立ちしたって今日もないし、明日もないし、多分もうずっとないんです。

そんなもののことを一生懸命に考えてたら疲れないですか?

コンビニなくてもそこで暮らす人は平然としてます。というか、コンビニのことなんて考えながら生きてませんよね?

公共交通機関も、確かにありません。

電車が通ってない地域も多いし、通ってても何時間に1本とかだし、バスに至ってはもっと少ない。

でもぼくは車使うので全然気になりません。

むしろ、自分がゆったり車内で鼻歌ながらに運転するのに対して、都会の人々がすし詰め状態でストレス溜めながら電車乗ってるのを想像すると不憫でなりませんよ!

もちろん、車の運転が困難になってくる高齢者に対して、公共交通機関を整備すべきっていう話はありますが、それはまた別の話。

そのうち記事にできたらいいなあ。実は大学でちょっと研究テーマにしてた部分でもあるので。大学やめたけどwww

結局、田舎にないもののことをあれこれ考えるのは精神力の浪費につながります。地元で長く暮らす人にとっては、どうしても必要なものはすでにあるはずだし(診療所とか特に)、なくても困らないものほどやっぱりないんです。

そんな「実はなくても困らない」もののことで不便がるのなんてバカらしいですよね?

 

仕事のことにも触れておきましょう。

仕事に至っては、田舎には山ほどありますよ。

1次産業は引く手数多です。まず拒絶されないでしょう。地域にちゃんと熱意を見せられれば。

まあ誰もがこの世界に入っていきたいわけじゃないのはわかります。

そういう意味では、「自分の望む仕事」がないっていうのはあるでしょう。

 

…つくれば良いんじゃないですか?

「余白」を見つけて「価値の生産者」へ転身しよう

「田舎にないもの」の中には、「世代ならではのないと不便なもの」や「あったら良いのに」という願望から来るものもありますよね。飲食店などのサービス業は特にです。

だったら作っちゃいましょう!

「ない」ってことは「空いてる」ってことです。やりたい放題のはずなんです!

都会の場合、競争相手がうようよいて、差別化や価格競争に追われますが、田舎ならそれもありません。

むしろ店を出せば都会よりもはるかに目立つし、自身がパイオニアになれます。

そんなマインドで僕の住む田舎にイケてるBARを作ってしまった男もいるんですよ!

参考 下請酒場 BAR フジヤマ[阿武町]山口移住計画

 

そう、田舎の「ない」は「余白」なんです。

そこにどんな色を塗っても良い、すこぶる自由な余白が田舎にはたくさんあります。

そこに飛び込んで新しいことを始めたら、それは価値を持ってますよね。

自分が稼げばもちろん、うまく事業を回して雇用なんて作っちゃえば文句なしで価値アリです。

これからの田舎で生きていくのに必要なことは「余白を使って価値を生み出す」ことです。

あれがないから不便とか、これがないからつまらないとか、そんな疲れちゃうようなことは言わずに、余白で自由に価値を生み出して、田舎を面白くしていく人種が、これからどんどん増えると良いですね!