いま、地方に必要なものはなんだろうか。地方でアクションを起こしたいなら木下斉氏の『凡人のための地域再生入門』は必読!

ども!人生を耕すクレイジー・ファーマーこと、うめちゃん(@crfmuc0nd)です!

 

僕のブログを読んでくださっている人の中には、

地方、地域、ローカルビジネス

といったワードに興味がある方も多いかと思います。

すでに地方で何かしらのアクションを起こしている人も。

今回は、地方でなにかコトを成したい、そんなみなさんに特にオススメしたい1冊のご紹介。

オススメというより、必読とさえ言い切れます!

木下斉氏著『凡人のための地域再生入門』(ダイヤモンド社)

著者は、「地域再生事業家」として有名な木下斉氏。

高校在学中に商店会の活動に取り組んだことを契機に、全国商店街共同出資社である「商店街ネットワーク」を設立、社長に就任。

地域の活性化に繋がるような事業開発・経営を手がけ、2009年にエリア・リノベーション・アライアンスを設立。

現在は内閣官房ふるさとづくり有識者会議の委員などもつとめ、地方政策への提言も積極的に行なっています。

 

今回紹介する本書は、2018年11月の発行当初から地方ジャンルの本として話題になりました。

各地の実情にもとづく濃厚な物語!

まず、この本をオススメしたい大きなポイント。

本文が小説のようなストーリー形式で書かれているということ。

小難しい解説書と違って、展開していく物語に素直にのめりこめます。

しかし、物語に出てくる事件・いざこざなんかは、筆者が実際に見てきたであろう、現実に地方で巻き起こっていることに基づいているので、かなりリアルで生々しい

ストーリーの中で登場するキーワードには筆者の注釈が丁寧に施されているので、解説書としての役割もしっかり果たしてあります。

小説としても、解説書としてもガチで作り込まれてます。

面白く、しかも有益ってことですね。

考えるうめちゃん

終始、「ほおぉぉ…」と圧倒されながら読みました!

物語の舞台は、東京から新幹線で1時間、さらに在来線で20分という、ありふれた地方都市。

主人公の実家はいわゆる「シャッター街」となった小さな商店街。

この、どこにでもありそうな街で展開していくストーリーに、きっとのめりこむはずです!

魅力的なキャラクターたち!

小説であるからには、やっぱり登場人物のキャラクターは大事ですよね。

本書に登場するキャラクターは実に個性豊か。

でも、そのそれぞれが現実に「こういう人、いる!」って思えるのが魅力なのかなあと思います。

 

・東京でサラリーマン生活 、自分に自身がない主人公。

 

・高卒でありながら地域で事業を起こす、イケイケな同級生。

 

・上司の顔色を伺いながら要領よく立ち居振舞う、市役所に勤める同級生。

 

・人生の岐路に立つ主人公の背中をそっと押す母親。

 

・国の補助金政策で地方を主導することに息巻く中央役人。

 

・地域で突出した活躍を見せる若者の足を引っ張るあれやらこれやら。

 

 etc.

この他にも、あげればキリがないくらい。

とにかく彼らの紡ぐ物語のリアルさといったら。

まあ、多くの実情をもとに書かれているので当然といえば当然ですが。

考えるうめちゃん

地域でアクションを起こし続けることで成長していく主人公の姿は必見ですね。
読んで思わず共感する人も多いはずです!

いま、地方に必要なのは何か…?

この本を読み終わる頃には、地方に必要なことは何なのかが見えてくるはずです。

そして、著者の木下さんはこの本の見返し部分ではっきり明言しています。

地元がヤバい本

これはもう、ぜひ手にとって、その目で確かめてください!

できれば、最初はこの見返しは見ずに本文を読むのがオススメ。

最後まで読み切り、本を閉じるときにこの答えを見ると、シビれます。

現に、僕がそうでした。

考えるうめちゃん

最初に気がつかず、偶然にも見返しが目に入ってシビれましたねぇー!!

読んで、動き出そう。

とにかくサクサク読めちゃうので、まずは読んで見てください!

そしてアクションを起こしましょう!

何からすればいいか。

ツイッターやってますか?

もしやってるなら!


「#地元がヤバい本」でつぶやきましょう!!!

何か良いことがあるかも…?

これも、詳しいことは本に書いてますよ!

 

まずは手にとって、開いてみてください!

あわせて読みたい本!

木下さんの著書で他にもオススメしたいのが「地方創生大全」

あわせて読むと内容がリンクすることもあり、より理解が深まります!

切れ味抜群な文章で、ちょっと怪我しちゃうかもしれませんが、ぜひどうぞ!