どうも、梅田(@crfmuc0nd)です。
僕の父方の祖父母は漁師をしています。
80歳を超えていますが、今でも船を出し、時には潜ってサザエをとりまくってます。
僕の住む福賀と同じ阿武町の”宇田”という沿岸地域で、僕の住む家からは車で30分かからないくらい。
そんなに離れていないので、昔からよく魚を分けてもらってました。
これが田舎のアドバンテージですよ。
そんなわけで、今回分けてもらった魚で美味いもの作りましょう。
カサゴを美味しくいただく。
今回分けてもらったのはカサゴです。
本当は頭がついてた方が良かったのですが、僕の手元に来た時にはすでに内臓とともに頭が無くなっていました。無念。
では気を取り直して、
カサゴの揚げ出汁を作ってみましょう!
背中から切り込みを入れる。
上身と下身の両側とも、背中から中骨に向かって切り込みをいれます。
3枚おろしを中途半端にやっとくイメージです。
これで骨までしっかり熱が入って、丸ごと食べやすくなります。
揚げた後の見栄えも良いですよ!
塩水に晒す。
塩水に晒すことで、浸透圧の差によって身から余分な水分が出ていきます。
加熱した時の食感がよくなります。
塩加減は、ボール一杯の水に対して、小さじ4杯くらいでしょうか。
20分ほど晒します。
カサゴの骨で出汁をひく。
ひときわサイズの大きい2尾は3枚におろし、切り身は塩をふって冷凍庫へ。
また今度食べます。
で、残った中骨で出汁をひきます。
水から入れて、沸騰するまで中火にかけます。
途中、灰汁を取り除きましょう。
出汁を調味。
煮立ったら火を止め、中骨を取り除きます。
塩と醤油と味醂を加えます。
出汁400CCに対し、塩ひとつまみ、醤油大さじ3、味醂大さじ3といったところ。
まあ、正直適当ですよ?www
自分で味を確かめながら良い塩梅にしてください。
カサゴの骨からは驚くほど上品な出汁がとれます。
カサゴに片栗粉をまぶして油へ。
背中の切り込みにもきちんと片栗粉をつけましょう。
まぶしすぎには注意。
油へ入れる直前に余分な片栗粉は叩いて落としておきましょう。
今回は2度揚げ!
1度目は160〜170℃、2度目は190℃。
1度目はじっくりと。泡が少なくなってカサゴが見えるようになるまで揚げます。
2度目は1分程度で、一気に仕上げるイメージです。
盛り付け!
出汁を張る直前に胡麻油を数滴落としましょう。
畑でとれた玉ねぎと大葉を添えました。
出汁の中を回遊してる感じでwww
生姜があれば擦って添えましょう。今日は持ってなかったw
地物は美味い。
やっぱり地物は美味いですね。
今回もらった魚も良い状態で使えました。
フードマイレージゼロのアドバンテージを今日もしっかり稼ぎましたね!
みなさん、これが田舎ですよ〜www