鳥取で大学生やってる間、ずいぶん京都へ通ったものです。
その数年間で、寺社仏閣を訪れる若い人が急増したことを実感しました。
御朱印を授かったり、パワースポットを巡ったり、裾野が広がっているんでしょうね。
だからこそ言いたい。
悩ましい梅田
大きなお世話だって言われそうですけどw
でもせっかく日本の宗教の扉の前にたったなら、ぜひ扉を開いて一歩足を踏み入れてもらいたいものです。
なんとなく知ってたり、なんとなく行なっていた習慣にも、宗教的背景があって面白いんです。
今回は、日本の宗教に少しでも興味を持った人にオススメの、入門的な本をご紹介します。
神道・神社についての本
神道とは何か 神と仏の日本史
日本人にとって神とはどんな存在なのか。
日本の歴史の中で神道と神社はどのように勢力を展開して来たのか。
仏教との融和と分離の歴史まで、詳細にまとめてあります。
「日本人の神」入門 神道の歴史を読み解く
日本人は神をどのように祀ってきたのか。
神の祟りとはどのようなものだったのか。
現代のイメージとは異なったの神の本当の姿を知ることができます。
京都の神社と祭り 千年都市における歴史と空間
京都が好きな人には是非とも読んでもらいたい一冊。
京都を代表する神社とそのお祭りについて、信仰の背景や歴史が紹介されています。
仏教・お寺についての本
仏教とは何か ブッダ誕生から現代宗教まで
仏教とはどのような宗教なのか。
それをインドの釈迦の時代まで遡って解説し、日本における仏教の展開についても詳細に綴られています。
よくわかるお経読本
般若心経をはじめとした仏教の有名なお経について、言葉も詳しく解説されいます。
お経に登場する仏教でのキーワードなども丁寧に触れてあります。
禅の教室 座禅で掴む仏教の真髄
坐禅はちっとも難しくありません!
仏教における坐禅の意義深さや、仏教の思想について、現職のお坊さんと詩人の方とでの対話形式でまとめられています。
対話形式なだけあってテンポ良く読めます。
仏像風土記
仏像を見るのが好きな人は必須ですね!
仏像にまつわるエピソードや情報が詳しいのはもちろんのこと。
紹介されている全ての仏像がフルカラーで見れます。
神仏習合をもっと詳しく知りたいなら。
神も仏も大好きな日本人
神仏習合とはどのようなものだったのか。
神仏分離の際にお寺を襲った悲劇とは。
神様と仏様が融和していた歴史 を再確認できます。
知れば知るほど面白くなる。
宗教って、知れば知るほど面白いものです。
神道や仏教について勉強すれば、お寺や神社に行くのがますます楽しくなります。
神道と仏教以外にも、日本には儒教や道教も混じり込んでいます。
そっちまで掘り下げるとまだまだ面白くなるんですよね〜。
また入門としてオススメの本が見つかれば紹介いたします!