なんか、最近お金のことばっかり考えているような。w
どうやったら稼げるのか、この世界はどうやって稼げるように出来ているのか。
この世界を生きていく上で、資本主義のフィールドから完全にログアウトすることは出来ませんよね。
1次産業だからってそれは例外ではありません。
このマネーゲームを突き進むべく、日々勉強あるのみです。
情報収集はだいじ。ローカルビジネスに関心がある方はこちらもどうぞ。
循環型経済は地域活性化の道を切り開くのか? 「外貨獲得で地域活性化!」の落とし穴。挙げればキリがないからとりあえず3つ!!レッドオーシャンには飛び込めない。
ローカルビジネスの現場では、どこもかしこも、もう散々に擦られたようなアイデアで地域ブランド化が展開されています。
もうどこの商品が良くて、他とどう違うのかが分からないようなものが溢れかえっています。
発信する地域サイドも、他商品との違いをどう説明すれば良いのかわかんなくなっているのでは…?
どう考えても競争相手が多すぎて、にっちもさっちもいかなくなってるんです。
ふるさと納税なんかもその典型ですね。
どの地域も似たような品目ばかり。なんとか納税者を獲得したいがために安売り合戦に。
最終的に消耗するのは地域の生産者です。
6/25の日本農業新聞に、元鳥取県知事で現在は早稲田大学公共経営大学院教授である片山善博氏の論説が取り上げられていました。
ローカルビジネスのレッドオーシャンと、ふるさと納税のことについて触れていたので少し引用。
地方創生に位置付けられている「ふるさと納税」も典型的なレッド・オーシャンである。財政難に苦しむ自治体は「ふるさと納税」を通じてできるだけ多くの寄付を呼び込もうとする。
誰かがどこかの自治体に、例えば3万円寄付すれば、その人の住所地で納める税が2万8000円安くなる。寄付額のうち2000円を超える額が住所地から寄付先の自治体に移る仕組みである。その際、寄付先はふるさとであろうとなかろうと、どこでも構わない。そんな仁義なき奪い合いである。
自治体は手をこまぬいていたら税を奪われるだけだから、あの手この手で寄付を呼び掛ける。魅力的な返礼品を設けて他の自治体より優位に立とうとする。それが功を奏していっとき多額の寄付を集めることができても、他の自治体も必死だから、すぐにまねをされるし、より魅力的な作戦の出現によってたちまち優位性を失う。
勝てるビジネスを模索するなら、右へならえで膨張しているようなビジネスモデルは自然と避けるはずなのですが、各地の自治体はついつい他所がうまくいっていると真似したくなるご様子。w
レッドオーシャンに飛び込むのは自分で溺れにいくようなものなので、本当にやめときましょう。
競合相手がいないのも考えもの。
キャッシュレス化には歯止めがかからないだろうからなあ。
紙幣の需要が減る時勢にあっては…。ミツマタ 産地再興へ挑戦 中国・四国 https://t.co/YzrXY6RLgW
— 梅田将成@山口県阿武町🍉ブログ開始! (@crfmuc0nd) 2018年6月26日
日本農業新聞の別の記事にはこんなのが。
島根県松江市の福頼貴司さん(63)は、「“国の顔”くらい国産で作ろう」と、2年前からミツマタ栽培を始める。日本の紙幣の原料の多くが外国産だということをテレビ番組で知って、衝撃を受けたのがきっかけだ。ラーメン店を営む中、第二の人生に林業を考えていた頃だった。
同県は古くからの産地で、紙幣原料として国立印刷局にミツマタを「局納」してきた。ただ、収穫時期は寒さの厳しい冬で、出荷するには手作業で枝を蒸して黒皮を剥ぎ、水に浸す必要があるなど重労働で、生産は減少していた。
福頼さんは産地を復活させようと、持っていた杉林を間伐。現在は約1万4000本を管理する。少しでも作業を楽にしようと機械化も思案中だ。「省力化できれば若い人も興味を持つはずだ。花が美しいので、花見コースも作って観光客を呼び込みたい」と展望を語る。
ミツマタはかつて紙幣の原料として、中国・四国地方で広く栽培されていた植物です。
山口県でも栽培されていたみたいですね。
ですが紙幣の原料に外国産が用いられるようになり、生産は激減。
それをなんとか復活させたい、という取り組みなわけです。
果たしてうまくいくのでしょうか?
梅田将成
クレジットカードは当たり前のように使うし、仮想通貨だってある。
これからますます紙幣の必要性は薄れていくでしょう。
それがわかっている人間は、紙幣の原料の生産というビジネスには手を出しません。
競合相手があまりに少ないのは、出口へのニーズが低く、マーケットが魅力的でないことを示している場合もあるんです!
つまりはバランスなんだろうけど…
レッドオーシャンは避けたいし、ブルーオーシャンも実態をよく見ないと危険。
このバランスを見極めて、ニーズはあるけど供給されていないものを狙うのが良いんでしょうね。
なんか、めっちゃむずいですねw
ニーズに対して供給されていないってことは、ニーズが潜在的だということ。
これを掘り起こすのは結構大変そうですね。
あるいは、売り方、見せ方でニーズを意図的に高める(欲しい、と思わせる)という方法もなくはないでしょうね。
田舎でしっかり稼いでいくには、もう少し勉強が必要みたいです。
人生、日々勉強ですね。まだまだこれからです。