大先輩の旅ブログを読んで東北への想いを馳せる。

どうも。地元も好きですが他所へ行くのも大好きな梅田(@crfmuc0nd)です。

ふと気が付いたんですが、25年生きて来て、東北地方へほとんど行ったことがないんです。

大学生の頃、合唱コンクールの全国大会で青森に行ったことがあるくらいかな。

その時も、アホみたいに詰め込んだスケジュールと経費削減のために道中楽しんだ記憶もなく。

考える梅田

もう少し学生のころに東北へ行っとけばよかったと後悔してます。

いつ行けるかはわかりませんが、いつか東北を巡る時のためにイメトレしましょう!

大先輩の旅ブログを拝読。

日本一周ブロガーさんや東北の田舎暮らしブロガーさんの記事をみるのもいいですよね。

色々探してるうちに、超大先輩の旅ブログを見つけてしまったんです。

その先輩がこちら。

松尾芭蕉先輩と、そのお弟子さんの曾良(そら)先輩です。

江戸時代、元禄年間に活躍された俳人ですね。

僕らより370年ほど先輩です。

芭蕉先輩の有名な旅ブログといえば「おくのほそ道」

江戸を出発してから東北や北陸を巡り、伊勢神宮を目指して岐阜の大垣を出発するところまでが綴られています。

東北に想いを馳せる。

もちろん今と当時とでは風景が全く違うでしょうけど、読むだけでそこにいる気分にさせてくれるのがいいところ。

おくのほそ道を読んで、特に行ってみたくなった場所をあげときます!

白河の関

古くから奥州の要所として栄えたことで有名ですね。

心もとなき日数重なるままに、白河の関にかかりて旅心定まりぬ。

これも有名な書き出しです。

旅に出てから、福島に入ってようやく旅の志が固まったというあたり、なんか人間くさくて逆に好感が持てます。

研究によると、芭蕉先輩が白河の関を訪れた時には廃絶されていたそうです。

にも関わらず、卯の花を季語に晴れ晴れとした句を添えてくるあたりに計り知れないセンスを感じます。

卯の花を かざしに関の 晴れ着かな 曾良

もちろん現代も白河関は跡のみとなっているようですが、いつか行ってみたいですね。

卯の花の季節は厳しいので、紅葉がいいかなあ。

松島

松島といえば日本三景として名高い場所ですね。

合唱曲としても有名な宮城県民謡「斎太郎節」にも松島が出て来ます。

以前、南三陸の漁師さんに歌っていただいたのが印象に残っています。

芭蕉先輩の時代でもすでに松島は名勝として知られていたようで、”扶桑第一の好風(日本第一の絶景)”と褒め称えています。

写真も動画もない時代に、文章だけで風景の中に引き込む芭蕉先輩に脱帽。

松の緑こまやかに、枝葉潮風に吹きたわめて、屈曲おのづから矯めるがごとし。

平泉

ここも言わずと知れた名所。

「おくのほそ道」では全行程の折り返し地点に当たります。

奥州藤原氏の3代にわたる栄華はみる影もなくなっているけれど、目に見える風景から古き世を偲ぶのが芭蕉先輩のスタイル。

特に有名な句の一つです。

夏草や 兵どもが 夢の跡

そして平泉といえば、金色堂が有名な中尊寺ですよね。

僕的に、特に行きたい場所です。

芭蕉先輩が訪れた当時は傷みが酷く、ところどころ朽ちている状態。

それでも、光堂だけは雨風も遠慮するかのような輝きを残していたというんだから、やはり目の前でその輝きを見てみたいもの。

五月雨を 降り残してや 光堂

立石寺

山形の山寺、宝珠山立石寺です。

HPの名勝案内図をみる限り、全てみて回るには相当体力いりそうな。

芭蕉先輩も、相当苦労して拝んだようです。

自然に囲まれた山寺は物音ひとつせず、しかしその静けさがかえって自然の音を引き立てる情景を読んだ有名な句。

閑かさや 岩にしみ入る 蟬の声

おくのほそ道を読むなら。

今回読んだのは、「ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」シリーズ。

原文・現代語訳・俳句や用語の解説はもちろん、ところどころのコラムも面白く読めます。

これ読んでから東北巡ると相当面白そう。