メディアを扱うって大変。プロの仕事を見て感じたこと。

昨日、NHK山口放送の夕方のニュース番組にスタジオ出演してきました。

スイカのPRです。

控室までちゃんと用意してもらって、恐縮ですw

梅田将成

いやあ、緊張しましたねぇ!なにせ生放送でしたから。

県内ローカルと言えども、やはりプロの仕事には感心させられっぱなしでした。

今回は映像を扱う仕事の大変さについて考えてみます。

生放送は待った無し!な時間との戦い。

当然と言えば当然なんですが、生放送で尺が余ったり、はみ出したりするのは禁物です。

スタジオには、番組のコーナーごとの残り時間を常に表示するモニターがあります。

これが目に入っちゃうとガチで緊張しちゃいます。

おかげでリハーサルはガッチガチでした。www

今回はリハーサルで尺をはみ出すことがわかったため、すぐさま内容の細かな変更をし、時間に収まるように調整。

そこではコーナーを担当するリポーターと、メインキャスターと、別室で様子を見ていた編成とでせめぎ合い。

近くで見ていて怖かったですな。w

取材からコーナーのプロデュースまで行なっていたリポーターの方がかなり粘ってくれたおかげで、スイカの紹介部分はたっぷり尺を確保できました。

どんなに取材しても、本番で使うのはほんのひとかけら。

今回の放送にあたって、事前に取材を受けていました。

美味しいスイカを作るための作業を撮りたいとのことで。

ちょうどタイミングがよかったので、スイカの摘果作業を取材してもらいました。

スイカの摘果が気になる方はこちらの記事も!

【2019年版】僕らは今日もせっせとリスクをとる。シーズン出荷10000玉、幻の「福賀すいか」の栽培の様子をお届け!【摘果】

この時は随分時間をかけて、たっぷりカメラを回していたかなあと思います。

ぶっちゃけ取材受けながら、

「こんなところ(映像で)使うのかなあ?」

とか考えていました。

合計でかれこれ1時間近く撮っていたと思います。

ですが、これが本番用の映像になったのを見てびっくり。

驚くほど短い!

たったの2分でした!

これが映像を扱う仕事のスタンダードなんでしょうね。

素材として使えそうなものをガンガン集めて、最後はそのほとんどをボツに。

日中の暑いビニールハウスの中でカメラを回しておられたリポーターの方の苦労は一体どこへ…

撮りまくらないと洗練されない。

取材で散々撮って、本番で使われなかった映像は無駄だったのでしょうか?

そんなことありません。

逆に、撮りまくって良い素材をかき集めて、初めて良いものができるんだと思います。

集まった素材が多ければ多いほど、最終的に残った素材が洗練されていくんです。

映像だけでなく、写真でも同じことが言えますね。

撮りまくって撮りまくって、ベストの1枚を選ぶのも、感覚としては近いのではないでしょうか。

僕も一眼レフ持ってますが、最近撮ってないせいで下手くそになってました。

あとで選別する作業はかなり苦労しますが、それでも大量に撮っておかないと最高の一枚に出会えないんでしょうね。

プロでさえこうやって仕事してるんですね。

僕たち素人ならなおさらです。

もう少し写真をとる回数を増やしていこうかなあ!