どうも!ウメダ(@crfmuc0nd)です!
2018年も、残りわずかとなってきました。
もうすぐクリスマス〜なんて浮かれていると、あっという間にその日は来てしまいます。
で、クリスマスが終わればもう年越し。
年末年始の予定も考えなくてはなりませんね。
さて、みなさんは初詣の予定はもう決まっていますか?
暮らしている地域の神社や毎年賑わう大きな神社も良いですが、その新年の干支にちなんだ場所というのはどうでしょう?
イノシシに守られている護王神社。
2019年の干支と言えば、亥(イノシシ)です。
京都市ににある護王神社はなんとそのイノシシにゆかりのある神社。
ご覧ください、狛犬ならぬ狛猪!
本来狛犬は神域を守るためにいるわけですが、
なぜ、ここでは猪が???
和気清麻呂を救ったイノシシの話。
護王神社に祀られているのは、奈良時代に朝廷に仕えていた和気清麻呂(わけのきよまろ)という人物。
この人とイノシシとの接点には言い伝えがあります。
当時、朝廷では道鏡という僧が女性天皇だった称徳天皇をたらしこみ、法王となって権力を振りかざしていました。
挙句の果てに道鏡は、大分県の宇佐八幡が「次代の天皇は道鏡にせよ」という神託を下したことをでっち上げます。
不審に思った和気清麻呂は自ら宇佐八幡に赴き、神託が偽物であったことを突き止め、道鏡の目論見を阻止します。
これに怒った道鏡は、清麻呂公の足の健を切り、大隅国(鹿児島県)へ流罪にしてしまいました。
流刑の途の中、清麻呂公は再び宇佐八幡へ参拝することにしました。
すると、どこからか300頭ものイノシシが現れ、清麻呂公一行を担ぎ上げて宇佐八幡まで運んで行きました。
宇佐八幡での参拝を終えると、イノシシはどこかへ去っていき、清麻呂公の足は完治していました。
その後、称徳天皇が崩御して後ろ盾を失った道鏡は失脚。清麻呂公は再び朝廷にかかえられ、活躍しました。
そんなバカな、な言い伝えではありますが、
宇佐八幡宮の神託を道鏡がでっち上げたことや、和気清麻呂が宇佐八幡宮に参拝してそれを暴いたことは歴史的な事実です。
イノシシが今でも彼を守っているかのようですね。
この言い伝えから、護王神社では足や腰にご利益があるとされています。
僕みたいに農業やってて足腰に不安がある人はドンピシャってわけですね!
スポーツやってる人にもオススメです。
境内はイノシシだらけ!
神社にお参りするときは、まず手水舎で手と口を清めますね。
当然のようにイノシシが。
ほかにも、イノシシをダイナミックに掘り出したチェーンソーアート。
触るとご利益のがある「なで猪」など。
まだまだたくさんあります。
お参りの際は、イノシシを探してみるのも良いかもしれませんね。
亥年に護王神社にお参りできるのは12年に1度だけ!
なんといっても、2019年は亥年。
中央の舞殿にはでかでかとイノシシが描かれた絵馬が掲げられています。
こんな「イノシシの神社にイノシシの絵馬」の組み合わせが見れるのは12年に1度だけです!
これだけでもご利益ありそうじゃないですか?
新年の初詣に護王神社、オススメです!
場所はこちら!
市バスで目の前まで行ければ良いのですが、、、
護王神社が面する烏丸通は市営の地下鉄が通っているため、市バスの本数が少ないんです。
地下鉄を使うのが良いでしょう。
京都市営地下鉄烏丸線の丸太町駅から北に徒歩10分ちょっとくらい。
今出川駅から歩いてもほぼ同じくらいです。